ケヴィン・ケリーら登壇の「GEMINI Laboratory」キックオフイベントを無料配信。ANB Tokyoで展示会も

リアルとバーチャルが作用し合うことで生まれる、ミラーワールドの可能性
「GEMINI Laboratory」のキックオフイベント『GEMINI Laboratory Kickoff Event』が、10月6日に東京・渋谷のSHIBUYA QWSで開催される。
凸版印刷による「GEMINI Laboratory」は、アーティストや建築家、研究者、ユーザーなど、さまざまなプレイヤーとの共創により、ミラーワールドやメタバースをはじめとする仮想空間に関するアイデアを議論・検証し、社会実装を実現するためのプロジェクト。
キックオフイベントでは、プロジェクトの全容を紹介するほか、多彩な有識者によるディスカッションを実施。テクノロジーだけでなく、アート、アカデミアなど、異なるフィールドの先端プレイヤーが登壇し、リアルとバーチャルがボーダレスに作用し合うことで生まれるミラーワールドの可能性について議論を交わす。
イベント登壇者にケヴィン・ケリー、武⾢光裕、平野啓一郎、富永京子、陳暁夏代ら
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『GEMINI Laboratory Kickoff Event』登壇者
出演者には、『Wired』誌の創刊編集長としても知られるケヴィン・ケリーのほか、武⾢光裕、豊田啓介、森智也、酒井康史、砂木、エキソニモ、たかくらかずき、山口征浩、杉山央、陳暁夏代、平野啓一郎、富永京子、塚田有那、西村真里子らが名を連ねる。
オフライン会場への参加は招待制となるが、イベントの模様はYouTube LIVEで無料視聴することが可能。オンライン視聴の申し込みはこちらから。
アーティストたちが試作を発表する展示会も。エキソニモ、酒井康史、スプツニ子!ら出展
さらに10月14日〜25日には、東京・六本木のANB Tokyoで「GEMINI Laboratory」の展示会『GEMINI Laboratory Exhibition:デバッグの情景』が開催される。
展示会では、複数のアーティストが「GEMINI Laboratory」のコンセプトをもとに制作した作品群を発表する。参加作家は、エキソニモ、酒井康史、砂木、スプツニ子!、菅野歩美、充彗ら。キュレーターは新大久保のアートスペース「UGO」の立ち上げメンバーである丹原健翔が務めている。展示は入場無料。
さらに会場では、凸版印刷の情報技術研究部門による最新のCAD技術・3Dプリンティング技術を活用した機能性材料のプロトタイプ展示や、「GEMINI Laboratory」とDX事業拡大のための試作・実験拠点「TOPPAN DIGITAL SANDBOX®」のメンバーによる、仮想空間と現実空間が相互に作用しあう建築模型を介したデモンストレーションも行なわれる。